VMwareの「この仮想マシンは使用中の可能性があります」エラーの対処方法
2024年5月10日
VMware の仮想マシンを起動時、以下のようなエラーが出て、仮想マシンが起動しない場合があります。
この仮想マシンは使用中の可能性があります。この仮想マシンがすでに使用中でない場合は「所有権を取得(T)」ボタンを押して、この仮想マシンの所有権を取得します。この仮想マシンが使用中である場合は「キャンセル(C)」ボタンを押して、この仮想マシンが破損しないようにします。
ここで、ダイアログの「所有権を取得(T)」ボタンを押せば仮想マシンが起動する場合もありますが、押した先でさらに次のエラーが出るときもあります。
仮想マシンを開くときにエラーが発生しました:この仮想マシンの所有権の取得に失敗しました。仮想マシンは、ホストコンピュータ上のアプリケーションにより使用されています。
このエラーが出るときは、VMware 仮想マシンの実体ファイルがある場所を開いて、ロックファイルを削除すれば所有権を取得できます。
具体的には「~.vmx.lck」ファイルフォルダーを削除すれば OK です。
その他の「vmdk.lck」「vmem.lck」フォルダーは削除する必要はありません。
ロックファイルを手動削除するにあたって、実際にこの仮想マシンが使われていないことが前提となりますが、vmx.lck フォルダを削除すれば、あとは通常どおり仮想マシンを起動できるようになります。