513ベーカリーの台湾ドーナツは本物?本場台湾で確認してきた
少し前の話になりますが、名古屋初のららぽーと「ららぽーと名古屋みなとアクルス」のオープン直後に遊びに行ったら、「513ベーカリー」というお店で「台湾ドーナツ」という食べ物を見つけました。
こちらの「台湾ドーナツ」、1個200円で、なんでも日本初上陸だとか。
真新しいものには目が無い僕としては当然買ってみるわけですが、これが「ドーナツの天ぷら」と、でも表現したらいいんでしょうか?母親の手作りドーナツみたいな優しい味でありながら、表面にモロモロの皮が付いており、食感も食味も、僕らの中では伝説になりかけたくらい美味しかったわけです。
でも僕ら、数年前に1回だけ台湾に行ったことがあるんですが、「こんなドーナツ、売ってるの見たことないよねー」という話になりまして。
だから、ってわけでもないんですが、たまたまもう1度台湾へ遊びに行く機会が出来てしまったので、ついでに本場の台湾ドーナツがどんなもんなのか、現地で確認してくることにしました。
というわけでやってきました。台北駅のちょっと北にある台湾ドーナツ屋さん「脆皮鮮奶甜甜圈 台北店」です。
昼の3時ちょっと前に着いたらもう結構な行列。結局15分くらい並んだかな。
看板には「海外の投資家にフリーフランチャイズ」とか書いてありますが、少なくとも日本では見た記憶がありませんね。
こちらのお店ではリングタイプの普通のドーナツと、
中に具の入った包餡タイプとが置いてありました。
その他はほとんど売り切れだったので写真が寂しいんですが、本当はこんなに沢山の種類のドーナツがあるそうです。
看板によると営業時間は11:00~19:15。普通タイプのドーナツは絶え間なく作り続けていますが、包餡タイプは1日3回、11時半、14時、16時に出来たてが用意されるそうです。
ということで、まずは普通のドーナツから。火傷しそうなくらいの揚げたてです。
見た目も味も日本で見たアレとは全然違います。味のほうは不味くはないものの、素朴な味わいでドーナツのふんわり感は少なめ。どちらかと言えば「揚げ物寄り」といった味かな。正直、日本の513ベーカリーの台湾ドーナツの方が美味しく感じました。
というわけで、次は包餡タイプの「脆皮葡萄奶酥」、つまりレーズンチーズ味を食べていきます。
なんだこれ、ドチャクソうまいじゃないですか。食べたことのないウマいもんの味がします。いや、普通にクリームチーズとレーズンの具が入ってるだけの穴なしドーナツなんですが、クリームチーズがモロモロになってて食感がいい意味で変だし、皮の風味も変わっててウマい。
くそー、事前に分かってたら揚げたての時間に行ったのに…。
と、ここで、ふと気が付く。「アレ?この皮のザクザク食感、513ベーカリーの台湾ドーナツの皮と同じなんじゃ?」
こちらが513ベーカリーのドーナツなんですが、分かります?皮の感じが微妙に似てるでしょ?
なんとなーく513ベーカリーはこの皮の感じが台湾ドーナツだよ、と言いたいんじゃないか、というのが僕らの結論となりました。あと、粉糖については包餡タイプには掛かってないんですが、ドーナツタイプには掛かってるんで、そこは踏襲してる感じ。
ちなみに513ベーカリーの台湾ドーナツは中がふっくら柔らかめでそこも違うかな。このあたりは日本人好みの食感にしてあるのかもしれません。
というわけで、ごちそうさまでした。
台湾の「脆皮鮮奶甜甜圈」へ行くなら包餡タイプが超オススメ。窯出しの時間にはもっともっと並んでそうですが、その時間を狙っていくと揚げたてのおいしいのが食べられそうです。
確か台北の中山にも店舗があったと思いますので、旅程に合わせて近くの店舗へ行くと良いでしょう。(下の地図は中山の店)
ああ、513ベーカリーの台湾ドーナツってまだ日本で売ってるんかなぁ…。売ってるならまた食べたい。あと、台湾の包餡タイプは本気で記憶に残るウマさだったので、また行ったら食べたいです。