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タイムシフトマシンで「テレビ視聴のワークロー改善」が凄い件【レグザ】【レビュー】

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昨年末、PayPay祭りに乗じて買った東芝のREGZA「Z720X」というテレビなんですが、コレがですね、なんかもう死ぬほど地上波を見るようになっちゃったので、その良さについて書かせてもらおうと思います。

とにかく、これのせいでもうすっかりタイムシフトマシン以外ではテレビを一切見なくなっちゃったし、Fire TV すら使う頻度が減った感じなんですってば。

と、その前に、本機種に搭載の「タイムシフトマシン」ってのは何かっていうと、地上波デジタルを最大6チャンネルまで録画し続ける、いわゆる「全録」と呼ばれるジャンルの機能。

実は当初からタイムシフトマシン搭載機種を狙って買ったわけではなく、パネルの輝度とか遅延とか映像処理とか、色々考えて買ったらこの機種になっただけだったのですが、いざ買ってみたら、図らずもタイムシフトマシンが一番使う機能になりました。

タイムシフトマシン自体はもう新しいものではありません。僕の記憶が確かなら10年くらい前、初代 CELL REGZA が地デジ8チャンネルの全録機能を実現したのが最初だったと思うのですが、さすがにもう10年経っているだけあって、いい意味で枯れているというか成熟。痒いところに手が届く「使える機能」に仕上がっています。

タイムシフトマシン最大の魅力は「テレビ視聴のワークフロー改善」だ

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世間ではよく、タイムシフトマシンのメリットについて「放送時間の制約から解放される」なんて語られたりもするわけですが、僕が思うに、それって、多分、コイツの魅力を半分も伝えられてないんじゃないかと思うんですよね。

僕が思うに、「タイムシフトマシン」の最大の魅力は、これまで、

  • 番組表をチェック → 録画するかどうか考える → 他の番組と録画が当たっていないか気にする → 後から、録画した番組の中から目当ての番組を探して見る → 録画した番組を消す

というワークフローだったのが、

  • 「過去番組表」をチェック → 興味があったらとりあえず見てみる

へ劇的に改善される点だと思うんすよ。

そう、通常の録画だと後からまた番組を選ぶ作業が発生するし、フローとして美しくない。そして、消さなくても勝手に消えるってのはホントに偉大。番組表を選んで見るだけ。このコストの低さはヤバい。

録画した番組は、もちろん早送り・早戻しもできるし、さらに「早見早聞」という機能で高速視聴もできる。だから普段なら見なかったような地域の情報番組なんかもついつい見ちゃう。

ただでさえ録画ワークフローが劇的に改善された上に、見るのも楽、となれば、テレビ視聴のハードルが死ぬほど下がるのも当然なわけです。

さらに、2台目のUSB HDDを追加すれば、タイムシフトマシンで録画した番組の「保存」も可能。もはや録画というよりも、番組の移動、という感じへ大きく概念が変わった感すらあります。

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細かいところもほんとに良く出来てる

これだけ色んな番組を気軽に見られるようになると、やっぱりド派手にザッピングなんかもしちゃうわけですが、一度再生した番組の視聴履歴を覚えてる、ってのも素晴らしいところでして。

  • ある番組を一時停止 → 他の番組を見る → 元の番組に戻る  → さっき一時停止したところからちゃんと続きが再生される

という分かってる感のある動きをしてくれるのは流石。

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今は4TBとかの大容量USB HDDが手軽な値段で入手できますので、丸一日どころか80時間、つまり3日以上遡れるってのも僕の生活習慣と良く合ってるんですよね。

多分、気が付いている方もいると思うんですが、僕はもう長らく平日夜とか土日祝は基本的にネット断ちしてリアル生活を重視するリズムで生きているので、80時間も遡れれば、ネットで話題になっていた番組でもまず確実に見られる。

そういう意味ではこの80時間ってのは、なかなか絶妙な長さで、HDDの大容量化により、昔ともまた違う使用感になって来てるんじゃないか、とも思うわけです。

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時間帯やチャンネル数を絞ればもっと長く録画することもできます。例えば午後7時~午前1時のゴールデンタイムを中心にするなら、6チャンネル録画しても約2週間分も録画可能。余裕で週末にまとめてテレビを見る、というスタイルも可能です。

地方だと深夜アニメの放送スケジュールのチェックって面倒で、わざわざ検索しないといけなかったり毎週放送開始時刻が変わって面倒だったりするんですが、キーワード録画とかの設定をしなくても、放送開始後、ネットで話題になったものだけ後から見られるので、ホントに便利。おかげでけものフレンズ2も1話からちゃんと見れてます。

あと、ここもあまり指摘されない割に大きなポイントなんだけど、「現在放送中の番組もタイムシフトマシンで視聴できる」ってのも重要で。もう現在放送中だろうがなんだろうが、とにかく全部タイムシフトマシンで見ればいいじゃん。となってくるわけです。

不満点を挙げるとするなら、リモコンの早送り・早戻しなどの再生コントロールボタンが微妙に使いづらい点と、タイムシフトマシン機能のスマートスピーカー対応が微妙な点。

スマートスピーカー連携については僕が使い方を知らないだけなのかもですが、少なくとも Alexa では再生停止は出来ても、一時停止とか早送り・早戻しができないような。

我が家では、Fire TV の再生コントロールは Alexa を使う事がかなり増えたので、Alexa 対応が弱いとちょっと違和感を感じちゃうのはもったいないところ。

ってな感じで、多少の不満はあるものの、それ以上に素晴らしさが勝りまくっているのがレグザのタイムシフトマシンです。

公式サイトへのリンクも貼っときますが、どうも、魅力の書き方がイマイチというかなんというか…。とにかく、これはすごいものだ。と今さらながら気が付いたので書かせていただきました。

 

今回は仕方なく55V型を買ったんだけど、ちょっと小さかったかな、とは思ってて。次買う時は60インチオーバーの機種がいいんだけど、それまでに有機ELモデルのパネルの遅延は改善されるんだろうか…。

公式サイト

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