なんでも手軽にシビ辛にできる「花椒粉」で麻婆豆腐が本格派に
中華料理の辛さには、唐辛子などに代表される「辣(らー)」と、花椒(ホワジャオ、ホァジョー)の痺れる辛さである「麻(まー)」とがあるのをご存知でしょうか。
美味い四川料理店でドン辛い料理を食べたあと、ただの真水なのに炭酸の味に感じることがありますが、これは「麻」の辛さで舌の感覚が一時的に変わってしまうせい。
そんな「麻」の辛さが大好きな僕は、この辛さを自宅で楽しめないか?といろいろ調べて、以前は「花椒」を買ってきて、種を取り除いてはすり鉢で都度すり潰す、ということをわざわざやっていました。
が、最近は「シビ辛(シビカラ)」ブームということもあってか、品揃えの良いスーパーであれば「花椒粉」が手軽に入手できるようになってまして、これがなかなかいい感じなので紹介させてもらいます。
実は、我が家では本場中国産のこちらの「花椒粉」を使ってるんですが、
最近だと、こんな感じでギャバンのスパイスコーナーに売っていたり、また、「花椒油」なんて形で売っていたりもします。
個人的にはまずは「花椒油」より「花椒粉」がオススメ。というのも、中華料理店なんかで唐揚げを頼むと、塩と花椒粉をまぜた「花椒塩」を出されることがあるのですが、ああいった感じで応用がしやすいから。
ってことで、こんな感じで麻婆豆腐があったら、
こういう感じでガンガン掛けちゃいます。
ほんでもって食べるとウマー。
という感じで幸せになれるわけです。
香りと風味の面で言えば、そりゃあまぁ、都度、挽いたほうが美味しいわけですが、非常に手軽にシビカラ化できるってことで、今ではシビカラハックとして、この花椒粉が食卓に欠かせない体になっちゃいました。
ちなみに開封してから月日が経つと、だんだんと風味が飛んでいってしまいます。あまり使わない方は、最初から使い切れない贅沢品だと思って買った方がいいかもしれません。
ちなみに最近、気に入ってる麻婆豆腐の元はリケンの「マボちゃん 台湾麻婆」。台湾ラーメン×麻婆豆腐というド変態ライン。まぁ、所詮はマボちゃんってことで、本格的でもない家庭的な味なんですが、これと花椒粉が意外と良く合う。名古屋近隣でしか売ってないのかもですが、安うまを狙う方はお試しください。