スギ花粉症の舌下免疫療法「シダキュア」の効果のほどは?(シーズン初め)
さて、やってきました花粉症の季節!
僕の花粉症歴は7~8年、もはや手練といった感じなのですが、やっぱり辛いものは辛いってことで、昨年からスギ花粉症に根本的に効く、かもしれないという舌下錠「シダキュア」によるアレルギー免疫療法を受けています。
あくまでも緩和・根治の「可能性」がある、ということで賭けの側面があるこの薬ですが、とりあえず、これまで約8ヶ月間頑張って服用を継続。ようやく、効果を確かめられる季節がやって来た、というわけです。
ということで、まだ花粉症シーズンは始まったばかりですが、まずは第一報として、現時点での僕個人の感想とかをレポートしておきます。
スギ花粉症の症状はかなり軽くなった(今のところは)
僕は東海地方住みで、この記事を書いているのは2019年の2月28日ですが、「え?もう、花粉ってそこそこ飛んでるはずだよね?」というのが、今の僕の正直な感想になります。
今シーズンは主治医と相談の結果、例年飲んでいる対症療法的な花粉症治療薬(タリオン+プランルカスト)の服用をストップ。つまり、裸一貫で勝負しているわけですが、症状は驚くほど出ない。あまりに出ないので、どっかで痛い目を見るんじゃないかと不安になっている状況です。
ちなみに僕の花粉症のピークは3月前半から中盤くらい、そろそろ症状が酷い日があってもおかしくない時期なのですが、とりあえず、家の中にいる限りは花粉症の症状はかなり制御できています。
治療効果について具体的な例を挙げると、まず、寝室の空気清浄機の設定が変わりましたね。例年だと花粉症の時期は下から2番目に強くしないと寝苦しかったのが、今年は最弱設定のままでもぐっすり。しかも、昨年まで着けていたマスクも要らなくなった。
あと、以前なら耳鼻咽喉界隈から血の匂いがする位には酷いモーニングフラッシュをほぼ毎日喰らっていたのが、今年は今のところそこまで酷くない。そりゃ、完治してるわけではないのでクシャミくらいは出ますが、体にダメージが残るほどではなくなりました。
一方、マスクなしで外に出るとさすがに鼻がムズムズすることはある感じ。ただ、波があってすぐに治まるのが去年までと違うところ。
あと、外出先から温かい室内に戻ってきたときもクシャミを数回連発することがあったかな。それでも、鼻を3~4回かむとやっぱり治まる気がしてる。
以前だと、就寝直前に外出先から帰宅した日なんかは、症状が落ち着いて眠れるようになるまで大変だった記憶があるのに、今のところはそういったツラさもほとんど感じなくなりました。
あー、あと、一番大きいのは、目がほとんど痒くなくなった点。一瞬たりとも痒くない、と言ったらウソになりますが、ゴシゴシと目の周辺を掻いて、翌日、目やにが出ちゃう、といった生活に支障が出るほどではなくなったのは本当にありがたい。
我が家では、実は嫁さんも僕も昨年までは対症療法的な花粉症の薬を飲んでまして、杉花粉のシーズンはどちらかと言えば僕の方が症状が酷かったのだけれども、今年は薬を飲んでいない僕の方が圧倒的に軽い。
僕個人で見ても、薬を飲んでいた昨年の方がむしろ症状は酷かった。という感じです。
ってことで、効くか効かないか「賭け」の側面があったシダキュアですが、今回は賭けに勝ったっぽい?というのが、現時点での感触になります。
さて、これからを3月を迎えるわけですが、これが糠喜びとなるのかどうかが見ものだなー。とは思う所でして。
その後の経過については、またそのうち書く予定です。
ちなみに、以前から書いているとおり、我が家は外気の取り込み部分にPM2.5対応フィルターが入っているので、室内での症状の軽さはそれも影響しているかもしれません。
あと、治療を受ける前から、普段、よく寝られるよう環境改善に努力してきた、という部分もあります。
舌下免疫療法で、いったい何が効く・効かないの分水嶺になっているのかは僕も良く分かりませんが、あくまでも、1つサンプルという風に見てもらった方がいいかな。とは思う所です。