スギ花粉症の舌下免疫療法の効き目は?1年目の春の感想を書く【体験談】
僕がスギ花粉症の舌下免疫療法を受け始めて約10ヶ月。ようやく最初の花粉症シーズンが終わったので、とりあえず初年度の効き目がどうだったのかを、ここでまとめておきたいと思います。
スギ花粉症の舌下免疫療法の内容や、受診し始めた理由については過去記事をご参照ください。ここでは、最初の春の結果報告だけを書いておきます。
シーズン当初はほとんど症状出ず。でも…
管理人は中部地方住みなのですが、まず、2019年の花粉症シーズンは、3月中旬ぐらいまでは2~3日しか症状が出ない感じでした。
それでも3月も終わりになってくると、はっきりと自分が花粉症であることを認識できるぐらいには症状が出るようになってきたので、例年服用していたプランルカストとタリオンの複合処方で花粉症の症状を抑えていました。
僕はスギ花粉症だけでなくヒノキ花粉症も患っているのですが、3月最終週に入ると、就寝時、どうしても起床前の最後の1時間くらいは花粉症が微妙に抑えきれない、ということで、薬を1日1回飲むだけで効くという「ルパフィン」に切り替え。2~3週間服用していたのですが、この薬がもう笑っちゃうくらいに全然効きませんでした。
この時期は他にも色々と要因がありそうなので、なかなか断言はしづらいのですが、よくよく確認してみたら家中の空気清浄機のフィルターがドロドロになっていた、とか、給気口の PM 2.5対応フィルターが汚れていた、とか、あと、花粉症シーズンだからと、1ヶ月以上布団を干していなかった(僕はハウスダストアレルギーもあるので)とか、そして、後から分かったのですが、どうやらこの頃、ルンバの回転ブラシが固着して回っていなかったようで掃除の質がダダ下がりだった、などの複合要因でアレルギーが出ていたんじゃないかとも推測しています。
スギ花粉症だけには効果があった感じ
というわけで、時期的要因なんかも考慮すると、3月下旬の頭くらいまでが純粋なスギ花粉症の症状で、3月最終週以降はヒノキやハウスダストアレルギーも出てたんじゃ?という感じ。
3月第3週くらいまでの症状は昨年と比べてかなり楽だったので、結論としては、スギ花粉症の舌下免疫療法「シダキュア」の効果は1年目からそこそこあった、と言って良さそうな気がします。まぁ、僕の場合に限って言えば、ですが。
当たり前っちゃ当たり前の話にはなるんですが、逆に言えば、スギ花粉症以外にはシダキュアはあまり効かないようで、スギ花粉のピークである(僕の地方では)3月中旬くらいまでが楽だからと、薬も飲まずマスクもせずにナメていると、4月、ヒノキの季節にひどい目に合う、ということを身をもって体感したとも言えそうです。
あと、もうひとつだけ気になっているのは、3月最終週、アレルギーが出始めたちょっと前くらいにめちゃくちゃ辛い四川料理を食べたんですよね。辛いものはアレルギーに良くないっていうし、それがいけなかったのかなぁ…、とは。
いずれにせよ、刺激物はアレルギーに良くないと聞くので、自分がアレルギー持ちであることを忘れちゃいけない、ということなのかもしれません。
ということで、1年目の報告はこれで終わり。いきなりそこそこ楽になったので、2年目、今年よりも効いてくれればかなり楽になる予感。今から来年の花粉症シーズンが楽しみです。
ちなみに2019年5月から「シダキュア」の28日処方が可能になり、時間にゆとりが少ない方でも(以前に比べて)受診しやすくなりました。興味のある方で適用対象の方は、この機にお医者さんに相談してみても良いかもしれません。
あとは、これはまだ多分薬が出てないと思うんですが、ヒノキ花粉症の舌下免疫錠も開発・保険適用にならないですかねぇ。
それが出てこれば、僕としてはもう完全勝利って気がするんですけども…。