タレが自慢「ナカムラヤ本店」の"上もつ串焼き"は1度は食べるべき名品
このお店、なかなか見どころがあるのに何故だかメディアに露出しておらず、さすがに勿体ないので紹介しておきます。
愛知県一宮市萩原町にある "焼き肉材料お持ち帰り専門店"「ナカムラヤ」です。
きっかけは、たまたま通りがかった時に「焼き肉材料お持ち帰り専門店」「串焼き」という "のぼり" を見つけたこと。
なんでどうして「焼き肉材料お持ち帰り専門店」?「肉屋」じゃないの?しかも「串焼き」って…などなど、好事家である我々のツボを突く雰囲気に惹かれて入ったのが馴れ初め。
いやね、基本はお肉屋さんっぽい感じなんですよ?
でも、オススメは?とお店の方に聞くと、棚の「串焼き」を案内されまして、
ここにある「豚上もつ」が謎テクノロジーでオーバードライブされてるんじゃ?ってくらいのウマさ。僕らはもうコレの虜になっているワケ。
手前がその「豚上もつ」。照りからしてヤバい。
丁寧な下ごしらえのモツの美味しさはもちろんのこと、ここの特徴はやっぱりタレ。今回はタレ多めでお願いしてみました。何故か?その理由は後で明かします。
自宅でレンジでチンして食べる前提です。テイクアウトってヤツですな。
電子レンジで包装の新聞紙ごと温め。10本で1分くらい。温めすぎると肉が固くなるので軽めに。
この日は「豚とんやき(誤植じゃないですよ)」も頼んでみました。こちらもけっこう好き。
串から外してタレだくにして食べる!のがオススメの食べ方。
豚とんやきは、からしとの相性が抜群。
そして、コレを紹介したいからこの記事を書いた、という「豚上もつ」をさらに美味しく食べるポイントがこれ!
タレと串焼きを少しだけ残して、
串から外したら、
ご飯をぶちこんで、
「上もつタレご飯」にしてやるわけですよ。だからオーダー時にタレを多めにしてもらった、というわけ。
ここに山椒や、
七味を振ってやると、
くぅ~!効く~!ウマい!
山椒で「名誉うな丼」っぽく味変するのも良し。んー、うな丼ともちょっと違うか。なんか説明が難しいんですけど、ここのタレの味には何というか独自性があるんですよ。
サッパリが好きなら、大根おろしでの味変もオススメ。
とりあえず、我が家での食べ方はこんな感じで好き放題。
串そのものももちろん大好きですが、〆のご飯が本当にたまらないんですよねー。
で、この日は珍しくお店のお母さんに詳しい話を伺えまして。
それによるとこの「豚上もつ」、余分な脂をキレイに取ってから串打ちして焼くのがコツらしく。脂をキレイに取り除くと、炎が上がらないから美味しく焼けるのだとか。
ただ、この脂を取り除く作業がかなりの手間らしく、あまり数が出せないのだそう。今まで知らずに食べてたわー。
あと「タレ美味しいですよねー」と聞いたら40年以上継ぎ足しで作っているらしく。なるほど、自信があるのも頷ける感じでした。
他にもオススメを聞いてみたところ「牛串カルビ」と、
あと、メインの焼き肉材料だと「牛ソフトカルビ」もオススメらしく。一度くらい食べてみたい。
2018年ごろに改装したとの事でお店はキレイ、でもメンタリティ的には昔ながらの懐かしさがあるお店です。
実は、お店の方とはこの時に初めて長話しさせて頂いたのですが、SNSやネット慣れしていない、そこそこ打たれ弱い感じの方に見えましたので、露出するとちょっとその辺が心配かなー、という気もしなくはなかったり。無くなると個人的にイヤなお店なので、その辺り、ちょっと配慮してあげて欲しいかも。
あ、そうだ。この店の串焼きは基本、5本セット。それ以下の単位では販売していないので要注意。
そういえばお隣の岩倉市の駅東にも「ナカムラヤ」というお肉屋さんがありますが、そことの関係を聞き忘れた…。また今度、行ったら聞いてみよっと。
なお、2019年9月末時点では「テレビの取材はまだ来ていない」との事なので、関係者はチャンスかもしれませんよ?
場所は名鉄尾西線「萩原駅」から西へ数分のところ。
名鉄尾西線の一宮~津島間は支線の割に意外と本数があるので鉄道でのアクセスが良いかも。
駐車場は店舗前に2台、あと少し離れた西側にも多少の台数があるようです。西側には停めたことがないので詳しくは分かりませんが。
余談ですが、個人的に一宮市の萩原地域は非常に面白い土地柄だと思ってまして。
先日もテレビで紹介されたっぽい西中野渡船や、和菓子の川村屋、プロチンドン・アマチンドンが集まるチンドン祭りとかとか。僕もまだ引っ越してきて日が浅いため詳しいことは分からないんですが、色々と確認しないとイカンなー、と思っています。