他のマシンのDaVinci Resolveのプロジェクトファイルを救出する方法
古いマシンに残してきた DaVinci Resolve のプロジェクトを、新しいPCや別のディスクへ移動・引っ越しする方法についてメモしておきます。
DaVinci Resolve のプロジェクトマネージャーには、データベースのバックアップとリストア機能が用意されています。
これからデータ移行する場合はそちらの機能を使ってデータ移行すれば良いですが、うっかりバックアップし忘れてしまった場合でも、Disk ベースのプロジェクトであれば今回の方法でデータを移行できる場合があります。
DaVinci Resolve のプロジェクトファイルの保存場所を確認するには、プロジェクトマネージャーの左側を開く →「Local Database」を右クリック → ファイルロケーションを開く、を開きます。
すると、手元の環境では以下のパスが Windows のエクスプローラーで開きました。
C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Blackmagic Design\DaVinci Resolve\Support\Resolve Disk Database
さらにその中のディレクトリを開いていくと、こんな感じでプロジェクトファイルが入っている場所がありました。
手元の環境では以下のパスでした。
C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Blackmagic Design\DaVinci Resolve\Support\Resolve Disk Database\Resolve Projects\Users\guest\Projects
ここにあるディレクトリをまるごと、新環境のプロジェクトファイルのディレクトリへ移動すれば、プロジェクトを移行できる場合があります。
新環境のプロジェクトの場所が分かりにくい場合は、一度、確認用のダミープロジェクトを作成すると良いでしょう。
なお、データ移行の前後で、各プロジェクト内で利用しているメディアファイルのドライブ・ディレクトリ構成が変化していると、メディアがオフラインになってしまう場合があります。
その際は、DaVinci Resolve からメディアの場所を指定しなおしてやればOKです。
日頃からデータドライブを分けておけば、そのような苦労は必要なくなりますので、データドライブを分けていない方は参考にしてみてください。