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 2025年3月25日

N極・極性対応の短い電源延長・変換ケーブルを探した話【10cm・片方だけ大きいコンセント】

この(↑)コンセント、左側の「N」と書かれた穴だけ少し長い・大きいのですが、分かるでしょうか?

この機器の場合、コンセントだけでなくプラグ側も同じようにN極側が大きいわけですが、今回は、こういったコンセントを変換できる短い電源延長コードを探したので紹介します。

コンセントのN極とは?(極性対応)

先の機器のように片側だけ大きいコンセントのプラグは、「N相」「N極」「極性」「接地側極」など、さまざまな俗名・正式名で呼ばれます。

一般に接地側極には「N」または「W」と表記されることが多いのですが、下写真のように何も書かれていない機器も存在しています。

一般的なコンセントプラグのサイズは7mmですが、接地側極は9mm幅。2mm長いのが外形的な特徴です。

当然、7mmしかないコンセントのソケットには、9mmのプラグは挿さりません。

ということで、今回は、これを変換できる短い延長コードを探したので紹介します。

極性対応の短い電源用延長コードは?

極性対応のテーブルタップは簡単に見つかるのに、1つ口の短い延長コードは極性対応か分かりづらい製品が多く、しばしば困りがち。

そのせいで、うっかり100均のダイソーで延長コードを買って、

開封して「やられた~」となってみたりもしたわけですが、

紆余曲折を経て、10cm の超短い延長コードなら、サンワサプライの「TAP-EX21001」「T-X01-2101WH」あたりが入手性が高い、という結論に。

こんな感じで、ばっちり9mmの接地側極(N極)に対応しています。

※「TAP-EX21001」(左)

※「T-X01-2101WH」。こちらはシャッター付きタイプ(シャッターは奥にある)

プラグ側は2本とも7mmタイプ。定格容量は1500Wまで。

※ 「TAP-EX21001」「T-X01-2101WH」とも、プラグ側は7mm x 2本

極性無し → 極性有りへの変換ですから、必要に応じて各自テスターで極性を確認する必要はありますが、まずは「挿さらない → 挿さる」の物理的障壁を越えられるのは大きい部分。

極性対応のテーブルタップがあるなら、こんな製品は不要では?と思われそうですが、テーブルタップに極性対応のACアダプタやIoT家電をたくさん挿すのに、こういった短い延長コードが重宝するケースは少なくないのです。

そして、その延長コードがテーブルタップを買える値段では意味がないので、安価であることがすごく大事、という理屈。

ちなみに、パナソニックのザ・タップ延長コードXの10cmタイプ「WHA49101BP」「WHA49101WP」も同様にN極対応です。

Panasoni の「ザ・タップ」シリーズに絶大な信頼を寄せている方は、こちらの製品も検討してみてください。

今回挙げた選択肢の中でどれが安いかは、時期によって大きく異なります。各リンク先で価格を確認してから買うのが良いでしょう。

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