楽天モバイル、一部「Rakuten Mini」向けに正しい技適マーク画像を配布

※楽天モバイル公式サイトより

楽天モバイルは2020年6月26日、同社が販売する Android スマートフォン「Rakuten Mini」の発売後、ロットにより事前告知なしに対応周波数帯を変更していた問題についての、技適マーク表記の修正方針を表明しました。

対応周波数帯で3タイプある「Rakuten Mini」

楽天モバイルによると、現時点での「Rakuten Mini」には以下の3タイプが存在しているとのこと。

<1.製造番号(IMEI)351676110356708以前の製品>

  • FDD-LTE Band 1 / 3 / 18 / 19 / 26 / 28
  • TD-LTE Band 41
  • WCDMA Band I / VI / XIX

<2.製造番号(IMEI)351676110356716~351676110680487の製品>

  • FDD-LTE Band 1 / 3 / 5 / 18 / 19 / 26 / 28
  • TD-LTE Band 38 / 41
  • WCDMA Band I / V / VI / XIX

<3.製造番号(IMEI)351676110682491以降の製品>

  • FDD-LTE Band 3 / 4 / 5 / 18 / 19 / 26 / 28
  • TD-LTE Band 38 / 41
  • WCDMA Band V / VI / XIX

このうち認証を取得し、かつ、正しい認証番号を表記しているのは「2」のみとなっており、「1」および「3」の端末については、認証の取得、および、認証番号の表記ができていない状態となっていたとのことです。

技適マークのダウンロード+ソフトウェア更新で対応

楽天モバイルによれば、現時点では上記3タイプ全てについて必要な認証を取得済みとのことですが、残る問題となる認証番号表示の訂正については、以下、2方式の併用により対処する方針とのこと。

  • 対象端末の所有者向けに、技適マーク画像のダウンロード用URLをメールで送付
  • ソフトウェア更新による技適マーク表示

法令上、技適マークのソフトウェア的な表示は許容されているとは言え、メールでURLを送ってダウンロード、というのはなかなか豪快な対応で物議を醸しそうです。

別タイプへの交換依頼は2020年9月末まで

楽天モバイルによれば、「1」および「3」の端末を利用中の顧客については、別の「Rakuten Mini」への交換を受け付けるとのこと。

交換方法は、巻末ソースに記載のコミュニケーションセンターへの電話連絡が必要で、交換期限は2020年9月末となっています。

なお、6月26日以降に届く「Rakuten Mini」については、正しい認証番号が表記されたものになる予定とのこと。

この件に関する回収対応については、現時点では発表されていません。

ソース:

Hatena Pocket Line

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