【レビュー】「なごやん」→「生なごやん」に進化したので食べてみた【名古屋名菓】
「なごやん」というお菓子をご存知でしょうか。
「なごやん」とは、黄身あんを固めのカステラ生地で包んだ饅頭菓子。尾張名古屋の銘菓ということで、おみやげでもらったことがある、なんて人もいるかもしれません。
愛知ではあらゆるスーパーで買える「ベリーコモン」なお菓子で、時にこの写真のような「なごやん城」の特設ディスプレイまで現れるほどの力の入れよう。
そんな「なごやん」シリーズに2020年6月1日、衝撃の新商品「生なごやん」が登場したのです!
あの「なごやん」が「生」とはいったい何事?非常に気になるので、調査のために買って食べてみることに。
売り場にはデカい垂れ幕や、
特設ポップも。
うーん、これは食べてみないと何が「生」なのか分からんなー。
というわけで買ってきました。
見た目は普通のなごやんと同じような…。
袋から出しても、普通のなごやんと同じ感じですが、
この「生なごやん」、なんか柔らかいんですよ!
「なごやん」ってのは普通、カッチカチのパサパサなんですが、これは指で押した痕が残るくらいに柔らか。
内部構造はこんな感じ。パッと見の構造は変わりませんが、
中のクリームが指ですくえるくらい柔らかい!
本家「なごやん」はもっとパサパサしているので、これはかなりの違いと言えるでしょう。
食感は「なごやん」よりかなり柔らかめ。餡も固いものから食べやすい黄身あんクリームになり、全体的に「今っぽくなった」という印象。
なごやんは嫌い、という人でも「生なごやん」ならイケるんじゃ?という気がします。
食べている最中、ちょっとだけ黒糖のようなフレイバーを感じたのですが、原材料に黒糖は使われていませんでした。
お値段がお値段ですから上等なものではありませんが、ちょっとしたお茶受けには良さそうです。
特にお子さんは、「なごやん」よりも「生なごやん」の方が好みなんじゃないかなぁ。
後で知ったのですが、こちらの「生なごやん」、敷島製パン創業100周年の記念商品なんだそう。ネーミングからは奇抜路線を想像しましたが、意外と安心して食べられる味だったので、これもまた「ニューノーマル」になっていくのかもしれません。
公式情報: