Ponta→dポイント交換終了の問題は、au PAYプリカで解決
還元率1.2%を誇るリクルートカードですが、それを生かせるのはリクルートポイント → Ponta ポイント → dポイント、という交換ルートがあってこそ。
ところがその肝心の Ponta → dポイントの交換サービスが、2020年9月30日23:30をもって終了してしまいます。
ということで、今回は「リクルートカードはもう終了?」と思っている方向けに、新しいポイント消化フローを説明させてもらいます。
Pontaはau PAYアプリ・プリカで使え
結論から言えば、見出しのとおり。とりあえず、脊髄反射でこのアプリをインストールすれば良い。
最近、ローソンへ行かれた方ならもうご存知かと思いますが、現在の Ponta はこれまでのドコモ寄りから、au寄りへとかなり立ち位置が変わりました。
ご覧のように現在の Ponta は腹に「au」とまで書いてあり、その転身の速さには目を見張るばかりです。
現在、au系のポイントはPontaポイントに集約されており、受け取った Ponta ポイントは「au PAY残高」へチャージできるようになっています。
「au PAY残高」は、2つの方法で店頭で使うことができます。
- au PAYアプリでの支払い
- au PAYプリペイドカード(Mastercard)での支払い
前者のスマホ決済「au PAY」の対応店舗は少なめですが、後者の「au PAYプリペイドカード」なら Mastercard(マスターカード)ブランドのプリペイドカードのため、基本的には世界中のMasterCard加盟店で使うことができます。(※海外利用時は4%の手数料が必要)
プリカ扱いとはいえマスターカードですから、dポイント時代よりもかなり利用しやすくなった、と言えるのではないでしょうか。
ただ、以下のような難点もあります。
- 「au PAY プリペイドカード」の発行には、本人確認のため「じぶん銀行」の口座が必要
- Pontaポイントからau PAY残高へのチャージは月間2万円以内
- 通信料金・公共料金・ガソリンスタンド・高速道路料金など、一部、利用できない店舗・サービスがある。
利用できない店舗については他のプリペイドと同様といった感じです。
また、プリカ発行に「じぶん銀行」の口座が必要な点は難点ですが、プリカの申し込みはアプリからできますので、思ったほどの手間ではありませんでした。
Kyash+リクルートカードでもau PAYプリカは欲しくなる
高還元率を狙うなら、Kyashのオートチャージ機能にリクルートカードを組み合わせて2.2%を狙うのが定石ですが、その場合でも Kyash の1%還元とは別に、リクルートカード利用の1.2%分の Ponta は貯まってしまいますので、結局、au PAY プリペイドカードは作りたくなりそうです。
Ponta ポイントを au PAY だけで消化しようと思うと、コンビニやチェーン店などで不健康なものばかり食べることになってしまう、とお悩みの方は、クレジットカードとして消化すると健康的と言えそうです。
余談なんですが、還元率2.0%でブイブイ言わせて現在は新規申し込み停止中のリクルートカードプラス。先日、不正利用絡みで再発行したんですが、有効期限がやたら短かったんですよねぇ…。ひょっとして、サービス終了しちゃうのかしら。心配です。