ソニー、APS-C機並みコンパクトさのフルサイズ機「α7C」を発表
ソニーは2020年9月15日、フルサイズミラーレスデジタル一眼カメラ「α7C」を発表した。
日本での発売日は10月23日。予約開始は9月18日(金)午前10時から。価格はオープンで、ボディ単体の参考価格は21万円前後。レンズキットは約24万円。
α7c は、APS-C 機並みのコンパクトさと重量を実現したフルサイズ機。重量は本体のみで約424g、NP-FZ100バッテリー・メモリーカード込みで約509g。
ソニーによると、光学式ボディ内手振れ補正搭載のフルサイズデジタル一眼カメラとしては世界最小・最軽量とのこと。
2420万画素の Exmor R CMOS イメージセンサーを採用し、画素加算の無い全画素読み出しの 4K(3840x2160)30p 動画撮影が可能。14ストップのダイナミックレンジと、ISO 51200を実現。
イメージセンサーシフト方式5軸ボディ内手ぶれ補正を搭載。
ガンマは、S-Log3 / S-Log2 / HLG(Hybrid Log-Gamma)などが利用可能。他のソニー製カメラとのカラーマッチングが要求される用途から、シンプルな用途まで幅広く対応する。
HDMI 出力は HDMI マイクロ端子。最大で3240 x 2160(30p)、1920 x 1080(60p)、YCbCr 4:2:0 8Bit / RGB 8bit での出力に対応。
映像処理プロセッサは BIONZ X。静止画撮影時のダイナミックレンジは約15ストップ。最高常用ISO感度は51200。動画撮影時のリアルタイム瞳AFにも対応する。
0.39型、236万画素の電子式ビューファインダーを搭載。3.0型のバリアングルTFT液晶を採用し、タッチパネルによるフォーカスやトラッキング指定ができる。
Wi-Fi は IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz帯)に対応。PC接続・給電端子は USB-C(USB 3.2)。
なお、「α7C」の詳細仕様については、公式 YouTube 動画が公開されている。
また、同時に世界最小、最軽量となるEマウント用レンズ「SEL2860(FE 28-60mm F4-5.6)」も発表。こちらはフルサイズ用でありながら約167gと超軽量となっており、α7C のキットレンズとして登場する。単体販売は2021年春に発売予定。希望小売価格は60,000円となっている。
(※価格はすべて税別)
※初回公開時、4K30p動画撮影時はノンクロップとしていましたが、これは誤りです。実際にはクロップされます。また、4:2:2 8bit 対応の部分は4:2:0 8bit の誤りです。お詫びすると共に訂正いたします。
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