シグマ、「24-70mm F2.8 DG DN Art」のファーム更新予定を公表。α7S IIIで一部機能を改善へ
シグマは2020年12月21日、同社のEマウント用レンズ「SIGMA 24-70 mm F2.8 DG DN | Art」のファームウェアアップデートを開発中であると公表しました。
同ファームウェアアップデートでは、次の問題が解決される見込みとのこと。
- ソニーの「α7S III」との組み合わせでのMF・DMF撮影モードにおいて、フォーカス調整時のMFアシスト機能がキャンセルされる
「MFアシスト機能」の範囲は不明ですが、少なくとも「ピント拡大」機能が断続的にキャンセルされる症状は改善される模様です。
同ファームウェアアップデートの公開日は現時点では未定。ただし、早期に問題解決できるよう努める、としています。
同症状はテレ端近傍でよく再現し、ワイド側では出ないケースもあるため、同機種をお使いの方でも気付かない方もいるかもしれません。
なお、私が試した範囲だと、同社の他レンズと α7S III との組み合わせでは、同様の症状が発生するケースは確認できていません。
「24-70 mm F2.8 DG DN | Art」は非常に完成度の高いレンズです。新しいカメラでもより安心して使えるようになれば、それは大変喜ばしいことと思います。
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