RT-AX3000のWi-Fi設定メモ(5GHz帯、PC・スマホ向け)
2024年9月10日
年末年始に Wi-Fi ルーターを ASUS の「RT-AX3000」に買い替えたのですが、通信が安定するまでに少し時間がかかったので、自分用に設定をメモ。
今回は 5GHz帯 Wi-Fi 編です。
Wi-Fi ルーターを買い替えたタイミングで、対応機器は全て Wi-Fi 6(802.11ax)で接続するように変えたのですが、どうにも接続が安定せずパケットが詰まる感じで困っていました。
結果的には Wi-Fi チャンネルの衝突が主因で、ac / ax 混在環境とすることにしたわけですが、途中、色々と足掻いた結果落ち着いた設定を、メモとして残しておきます。
(※自分用メモですので、設定は逐次更新するかも。)
RT-AX3000のWi-Fi設定メモ(5GHz帯Wi-Fi)
周辺の 5GHz 帯はさほど逼迫してはいないものの、同じチャネルを使っている基地局は多少はある環境。ac / ax 混在を前提とした設定としています。
RT-AX3000 はアクセスポイントモードで使っています。
「ワイヤレス - 全般」の設定内容は以下のとおり。
ワイヤレスモード | N/AC/AX mixed |
---|---|
Wi-Fi アジャイルマルチバンド | 無効 |
ターゲットウェイクタイム | 無効 |
チャンネル帯域 | 160 MHz「160 MHz を有効化」ON |
チャンネル | 固定 (他のWi-Fiとのチャネル被りは中途半端でなくガッツリ当てた方が良い。) |
拡張チャンネル | 自動 |
認証方式 | (任意) |
WPA 暗号化方式 | AES |
管理フレーム保護 | 使用可能 |
パスワードローテーション間隔 | 3600 |
「ワイヤレス - 詳細(5GHz)」の設定内容は以下のとおり。
ローミングアシスト | 無効 |
---|---|
IGMP スヌーピング | 有効 |
マルチキャスト速度(Mbps) | 自動 |
AMPDU RTS | 有効 |
RTS しきい値 | 2347 |
DTIM 間隔 | 1 |
ビーコン間隔 | 100 |
Tx バースト | 有効 |
WMM を有効にする | 有効 |
WMM 非確認応答を有効にする | 無効 |
WMM APSD を有効にする | 有効 |
A-MPDU の最適化 | 有効 |
変調方式 | Up to MCS 11(NitroQAM/1024-QAM) |
エアタイムフェアネス | 有効 |
802.11ac MU-MIMO (Multi-User MIMO) | 有効 |
OFDMA/802.11ax MU-MIMO | DL/UL OFDMA + MU-MIMO |
802.11ax/ac ビームフォーミング | 有効 |
インプリシットビームフォーミング | 有効 |
送信出力制御 | 最高 |
これとは別に、LAN側の設定でジャンボフレームを有効化してあります。
なお、Wi-Fi では以下の機器を接続しています。
- M1 MacBook Air
- iPhone 12 Pro
- iPad Pro(2020)
- Pixel 8 Pro
- Galaxy S22
- GEEKOM AE7
「この設定で安定しますよ」ということではないのでご注意。環境差もありますしね。