【ブラーバ】越えられない段差・敷居をアプリの「段差エリア」設定で乗り越えさせる
アイロボットのロボット拭き掃除機「ブラーバジェットm6」。
管理人もかなり長期間に渡って愛用していまして、今では無くてはならない存在ですが、発売当初は皆さんにオススメしづらい理由がありました。それは、
「段差を越えられないことがある」
という欠点があったからなんですね。
が、2021年春ごろ、iRobot Home アプリに「段差エリア」という機能が用意されていること気付き、敷居・段差の乗り越え能力がかなり改善されたので紹介しておきます。
アプリから「段差エリア」を指定できる
アプリ「iRobot Home」で「マップ」を開くと、右下に「敷居の場所」という機能があります。
これをタップすると、ブラーバに「ここに敷居・段差があるよー」と教えてあげることができるのです。
この画面で段差エリアを指定した結果、手元のブラーバは段差の先も掃除してくれるようになりました!
ブラーバがどのように敷居・段差を超えるのか、その仕組みは不明ですが、ブラーバジェットm6 は正面からでは乗り越えられない段差でも、旋回しながらなら越えられるので、恐らくはその方法を使っているものと思われます。
なお、指定できる敷居の最小サイズは 60cm ✕ 60cm。
標準的な敷居は細長いケースが多そうですが、その場合、幅は60cmのままで長さを2mとかに設定すればOKです。
床下収納の入り口のように段差が多い場所では、面指定できるののでかえって便利に感じました。
段差のエラー停止でお困りの方はぜひお試しください
我が家は建築時、ルンバブルな設計にしてもらったため、引き戸は全て天吊、床材もフロアごとに統一しています。
が、デザイン・防水上の理由から床材を切り替えている部分もあり、その境界には高さ2mm以下の見切り材が入っています。
アップデート以前は、この僅か 2mm 以下の段差すら乗り越えられないことがあったのですが、今回紹介した「敷居の場所」を設定することで、安定して乗り越えることができるようになりました。
和室などで使われる「ふすま」の敷居などの大きな段差が今回の方法で乗り越えられるかは不明ですが、段差・敷居でエラーが出てブラーバが止まってお困りの方は、一度、試してみるとよいのではないでしょうか。
なお、「ブラーバジェットm6」は構造上、大きな段差を正面からは乗り越えられない設計です。もし、数ミリ以上の大きな段差を乗り越えるとするなら、本体を回転させ、パッドを左右から滑り込ませる形になると思われますので、あまり、過剰な期待はしない方が良いかもしれません。