Google AdSenseの新しいコードが公開。広告パフォーマンスが向上
2021年7月30日
Google は 2021年7月19日、AdSense の新しいコードをリリースしたと発表しました。
新しいバージョンの広告コードでは広告最適化が従来より早くトリガーされるようになるため、広告のパフォーマンスが向上する、とのこと。
新しい広告コードは、広告ユニットと自動広告向けの両方が用意されており、それぞれ、以下のような形式となっています。
<広告ユニット>
<script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-123456"
crossorigin="anonymous"></script>
<!-- AD_UNIT_NAME -->
<ins class="adsbygoogle"
style="display:block"
data-ad-client="ca-pub-123456"
data-ad-slot="56789"
data-ad-format="auto"
data-full-width-responsive="true"></ins>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
</script>
Code language: HTML, XML (xml)
<自動広告>
<script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-123456"
crossorigin="anonymous"></script>
Code language: HTML, XML (xml)
パブリッシャーID の指定と crossorigin の定義が新たに追加されている形ですね。
この新しい広告コードは AdSense 管理画面からすでに発行可能となっています。
なお、古い広告コードからの乗り換えは必須ではないとのこと。ただし、新しい最適化機能の恩恵に預かるには当然、新しい広告コードが必要となります。
新しい広告コードの利用時には、以下に注意が必要とのことです。
- サイト上に新旧の広告コードを混在させない。
- 新しい広告コード全体でパブリッシャーIDに誤りがないこと。
広告の高速化と言えば、GPT でいう SRA 相当の機能が AdSense に無いのがずっと気になっています。AdSense はライトユーザーも多いですから、複雑な仕組みは導入するつもりがないのかもしれません。
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