ピクミンブルーム、Android全体の通知が遅れる問題を軽減したアップデートがリリース
位置情報ゲーム「ピクミンブルーム」の Android 版で発生している OS 全体の通知が遅れる問題について、開発元の Niantic から症状を軽減した対策版アップデートが順次リリースされています。
Google Play ストアで公開されているリリース内容のうち、関連部分は以下のとおり。
<2021年11月12日>
- Android OS全体の通知が遅れる問題が軽減されました
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.nianticlabs.pikmin&hl=ja
<2021年11月16日(バージョン 34.2)>
- Android OS全体の通知が遅れる問題が更に軽減されました
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.nianticlabs.pikmin&hl=ja
ゲームとは無関係なアプリの通知が突然、遅れるようになったことでかなり困惑したユーザーも多かったとみられる今回の症状。まだ完全解消には至っていないようですが、開発側も影響の大きさについては把握しているようですので、さらなる改善を期待したいところです。
なお、最近の Android の通知周りはなかなか複雑で、端末メーカーごとに「電池の最適化」や「通知の自動調整(拡張通知)」、また、タスクをバックグラウンドに落とすルール・設定方法が異なっています。
特定アプリが OS 全体の通知に悪影響を及ぼす、とまで言われるケースはそう多くはない、との認識ですが、現在の Android ではシステム的に重要度の高くないアプリの通知をリアルタイムで受け取るには何らかの設定が必要になるケースが少なくなく、その設定抜きだと、ピクミン以外でも他の大きなアプリの影響を受けるケースはあるとの認識です。
とはいえ、今回の通知遅れはそういうレベルでは無いようで、自分の経験上もネット上の報告からも、実用面での影響が大きいとの印象です。
ピクミンブルームはアプリを閉じていてもバックグラウンドで花植えをするなどの目的から、GPS の常時利用権限を要求しますが、ゲームリリース時、その仕様を知って「ゲームアプリなのにかなり攻めてるな」との印象を受けた記憶があります。
ひょっとするとバックグラウンドでのお行儀が悪くて、その煽りを受けているのかも、と思ったりも。