複数台のルンバ・ブラーバは、Alexaから音声で使い分けられる?
アイロボット社のロボット掃除機「ルンバ」「ブラーバ」ですが、複数台ある場合、スマートスピーカーからどうやって音声で使い分けるのか、そもそも複数台を音声で操作できるのか、について書いておきます。
広めのお家にお住まいの方で、ルンバを複数台置こうと思っている方の参考になれば幸いです。
我が家の環境は次のとおりです。
- スマートスピーカーは Amazon Echo(Alexa)
- スマートスピーカー対応のルンバ × 2台(ルンバ i7、ルンバ980)
- スマートスピーカー対応のブラーバ × 1台(ブラーバジェットm6)
つまり、ルンバが2台とブラーバが1台の計3台。これを音声で操作できるか、を確認していきます。
複数台のルンバもスマートスピーカーから音声操作できる
結論から言うと、さすがルンバは良く出来てまして、複数台のルンバでも Alexa からうまく音声で使い分けることができます。
具体的には、ルンバが複数台ある場合、それぞれに自動的に「1」「2」の番号が付くので、ユーザーはその番号を指定して清掃を開始する、という流れです。
ルンバ・ブラーバには、「iRobot Home」アプリから1台ごとに名前を付けることができますが、例えば、「1、ルンバ i7」「2、ブラーバジェット」というように番号と名前をセットで読み上げてくれるので、Alexa との対話で「1」と答えればそちらのルンバだけが動く、という仕組み。
1台の時よりもやり取りの回数が増えるので最初は面倒に感じますが、スマートスピーカーとの対話は他の作業と同時にできますから、慣れれば問題ないとは感じます。
ルンバ→ブラーバの「リンク清掃」もOK
また、ルンバが終わったら自動でブラーバで拭き掃除できる機能「Imprintリンク」によるリンク清掃ですが、こちらも複数台環境でも音声でスタートできます。
流れはルンバが1台のときと同じで、対話の最後、「ルンバが清掃を完了したらブラーバジェットで拭き掃除を開始しますか?」と聞かれたら、「はい」と答えればリンク清掃を開始できます。
ブラーバの準備がまだでも「リンク清掃」は開始できる
リンク清掃を開始した時点でブラーバの水タンクが空だったり、清掃パッドが取り付けられていない場合でも、とりあえず、リンク清掃を開始はできる、というのも便利ポイントです。
これはつまり、Alexa に清掃開始の指示をしながら、ブラーバの準備ができて便利、ということ。
ただしその場合、「ブラーバジェットの準備ができていません」と言われるので、ルンバが終わるまでにブラーバの準備をしてあげましょう。(ブラーバの準備ができていなくても、ルンバの清掃は始まります。)
なお、ブラーバはパッドの取り付けをミスっていたり、水タンクの認識が怪しい場合もあるので、心配なら「iRobot Home アプリ」からブラーバの準備ができていることを確認しておくと、より確実です。
つまり、ルンバはガンガン台数を増やしても大丈夫だから、安心して買い増しできる、ということが分かりましたね!