Xiaomi 11T Pro、アップデートでベンチマークスコアが大幅改善(MIUI 12.5.3)

 2022年1月14日

Xiaomi が 2021年11月に国内向けに発売したスマートフォン「Xiaomi 11T Pro」ですが、アップデートによりベンチマークスコアが大幅に改善したので報告しておきます。

ベンチマークスコアが改善したバージョンは「MIUI 12.5.3.0.RKDJPXM 安定版」。アップデートの容量は177MB。

当サイトでこのアップデートを確認したのは 2022年1月13日。Twitter のツイートによると12日にも公開されていた模様です。

Xiaomi 11T Pro は、Snapdragon 888 を搭載しているわりにベンチマークスコアが伸びにくい事で知られていた機種。

何らかの理由から高性能コアの性能が制限されていた、との情報もあり、それを裏付けるようにアップデート前の Antutu ベンチマークは60万点後半程度しか出ませんでした。しかし、今回のアップデート後、78万~80万点をマークしたとの報告が相次いでいます。

当サイトが実機で確認した結果でも、十分に冷却できる環境であれば確かに79万点台を出すことができました。

また、より実際の使用時に近い状況でのテストでも、室温28度前後で約74万点まで改善していることを確認。(いずれもバッテリー駆動時)

ゲームのフレームレートも改善しているように感じましたし、通常の操作でもサクサク感が増した気がしますので、確かに性能の上限が上がっている感じはします。が、その一方で、重量級ゲームでは発熱が若干多くなっている印象も受けました。

バッテリーの持ちなど、実際に使ってみないと心配な部分もありますが、とりあえず、アップデートを重ねる毎に使用感が改善している気がする Xiaomi 11T Pro。パフォーマンス重視の方はアップデートしても良いかもしれません。

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