Anker、大出力1500W・長寿命のポータブル電源「Anker 757 Portable Power Station」を発売
Anker は2022年5月24日、大出力・長寿命のポータブル電源「Anker 757 Portable Power Station(PowerHouse 1229Wh)」の一般販売を開始しました。
価格は169,900円(税込)。
「Anker 757 Portable Power Station(PowerHouse 1229Wh)」は、フレームに耐久性の高い 6000 系アルミニウム合金を採用。また、容量80%に劣化するまでの充放電サイクルが3,000回以上の長寿命バッテリーセルを搭載し、最大5年間の長期保証が付いてくるポータブル電源です。(※正規販売店からの注文に限り18ヶ月の保証。さらに、Anker Japan 公式オンラインストアでの会員登録で42ヶ月の延長保証で計60ヶ月保証。)
同製品は2022年4月13日から予約販売が開始されていましたが、今回、一般販売が開始された格好。一般販売分は、予約分の発送後、順次発送予定となります。
出力ポートは、合計・単ポート最大1500W出力のACポート x 6、Anker 独自の PowerIQ 3.0(Gen2)対応の USB-C ポート x 2、USB-A ポート x 4、シガーソケット x 1 を搭載。最大13台の機器を同時に充電可能。
大出力の AC ポートにより、電子レンジ、ドライヤーなどの大電力が必要なコンセント利用機器が使える、ということで、防災用途以外でも安心して使えそうな「本気のポータブル電源」と言えそうです。
また、ポータブル電源本体の充電時間もわずか1時間で約80%と高速。さらに、別売りのソーラーチャージャー「Anker PowerSolar 3-Port 100W」からも充電が可能となっています。
主な仕様は以下のとおり。
- 重量:約 19.9kg (本体のみ)
- サイズ:約 463 × 288 × 237mm
- バッテリー容量:384,000mAh / 1229Wh
- 入力:
DC:100-120V~ 12A (最大) 、50Hz / 60Hz(本体充電時最大 1000W、パススルー充電時最大 1200W) - 出力:
AC:110V~ 13.64A、50Hz / 60Hz、最大 1500W (瞬間最大 2400W)
USB-C (上部) :5V=3A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=3A / 20V=5A (最大 100W)
USB-C (下部) :5V=3A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=3A (最大 60W)
USB-A:5V=2.4A (各ポート最大 12W / USB-A ポート合計最大 48W)
シガーソケット:12V=10A (最大 120W) - 付属品:
AC 充電ケーブル、ソーラー充電ケーブル、シガーソケット充電ケーブル、カバー、取扱説明書
なお、ドライヤーなどの大電力が必要な機器を長時間使った場合、数分~数十分間、本体温度が一定以下になるまで低速充電になったり、本体充電ができない場合があるとのこと。
パッと見、高価そうに見える製品ですが、3,000回繰り返し使える長寿命も魅力ですし、何より大容量。防災用途以外で買っても面白いかもしれません。
太陽光発電設備はあるけど蓄電池は未導入なご家庭の防災グッズとして備えておくのも良さそうですが、ここまで来たら、3台並べて太陽光発電の余剰電力を自動で貯めたり使ったりしてくれたら面白いのに、という気もしなくはなかったり。家庭用蓄電池に比べたらけっこう安いと思うんですよね。
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