最新のJava VMで、Opera Mini 4.2 をさらに高速化する

あまりの軽さで Windows Mobile 等のスマートフォン向けブラウザに超おすすめな Opera Mini 4.2 ですが、Java VM の最新化でさらに高速化可能なようです。

私のお勧めは、Esmertec Jbed 20081203.2.1 で、以下から入手可能。

xda-developers – Opera Mini 4.2.13337 + Esmertec Jbed 20081203.2.1

スクロールなど画面描画がかなり速くなります。

前回の記事で Opera Mini を使いやすくする方法（ネットワーク接続確認の省略など）を紹介しましたが、この手間を一部省ける便利なインストーラー（cab形式）が、先の xda-developers から入手できるようです。
（こちらの jbed のバージョンは多少古いもののようで、私は未確認です。）

なお、Esmertec Jbed 200809xx 以降を使用している場合、前回の記事の手順に一部変更がありますので、修正・再掲します。

• ネットワーク接続時の Untrusted application ～のプロンプトを消したい（Esmertec Jbed 20081203.2.1 版）
  初期状態だと、ネットワーク接続時に確認を求めるポップアップがいちいち表示されます。うっとうしいので、以下の設定でこれを抑止します。

  「\Windows\appdb\selector.utf」をテキストエディタや、バイナリエディタで開き、

  domain=untrusted, \

  となっている部分を

  domain=tckmax   , \

  に修正します。tckmax と、,[カンマ]の間には、ホワイトスペース3つが必要です。
  複数のMIDlet（Javaアプリケーション） がインストールされている場合は、複数修正してください。

  また、Esmertec Jbed のポリシー定義体「\Windows\appdb\policy.utf」が欠落していると、「tckmax」 というポリシーが解釈されず、設定が効かない（Untrusted application ～という確認メッセージが消えない）ようです。

  その場合、以下から、policy.utf ファイルを入手し、「\Windows\appdb」に配置してください。

  xda-developers – WM6.1, Esmertec Jbed, and Opera MIni

  設定は、以上です
  余談ですが、この設定により、Java 版 GMail の操作感もずいぶん改善されます。

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