PCケース「Fractal Define 7」のフロントパネルのUSB-C端子を使えるようにしたけど色々失敗した話
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2年前に買った PC ケース「Fractal Define 7」のフロントパネルの USB-C 端子を使えるようにしたのでメモ。
毎年恒例ながら年末は予算消化に忙しく、買うだけ買って放置しているガジェットが多数あるわけですが、そのうちのひとつが「Define 7」のフロントパネルの USB-C 端子だった、というわけ。
この PC のマザーボードのバックパネルには USB 10Gbps(USB 3.2 Gen 2x1)対応の USB-C ポートがありはするものの、「やっぱりフロントパネルの USB-C も使いたい」ということで何とかしてみる。
まずは、PC ケース「Define 7」から生えているはずの内部 USB ケーブルを探すも、なかなか見つからず、
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背面カバーを外したら。。。あった!あー、そういえば内部 USB 端子が「USB Type-E(Key A)」で、調べるのが面倒だから放置していたことを思い出しました。
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で、このマザー「TUF GAMING X570-PLUS」ですが、
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基盤上のどこをどう探しても、
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「Key-A」ヘッダーがないので、
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深く考えずに増設用ボードを買ってみました。
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本音をいえば Thunderbolt 4(USB 4)にアップグレードしたいところではあるけれども、2020年に組んだ Zen 2 世代の AMD 機ということで無理。
あと、「Define 7」のフロントパネルは USB 10Gbps(USB 3.1 Gen2)までしか対応していないので、仕方なく「USB 10Gbps」の増設カードを選択。
心に余裕があれば USB 20Gbps(USB 3.2 Gen 2x2)にトライしても良かったのだけれども、「Define 7」との組み合わせで使えた事例が見あたらなかった上、10Gbps 超えの USB はケーブル適合性を舐めてはいけないので、ここは冒険してはいけないところ。
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ということでペペっとボードを挿して完了。と思ったらこのカード、PCI Express x2 用やんか。。。x1 スロットじゃレーン数不足だし、そもそも物理的な幅も足らない。。。
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しゃあないので、空いてる PCI Express x16 スロットに挿すことに。グラボ1枚構成だからまぁええわ。(とほほ)
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しかも、Key-A ヘッダが下向きなせいで、これじゃあ下のスロットが使えない。将来的にはアングルコネクタを入れたくなりそうだ。
つか、PCIe 1x スロットとかもう時代遅れなのね。
そんなこんなで、無事、フロントパネルの USB-C 端子が使えるようにはなりました。
![](http://www.teradas.jp/wp-content/uploads/2022/12/define_7_usb_board_installation_1.jpg)
が、1つしか空きがなかった PCIe x16 を消費するくらいだったら、「USB 20Gbps(USB 3.2 Gen2x2)」対応のボードを試してみてもよかった気が。
マザーボード自体は PCIe 4.0 対応なのに、USB 拡張カードの需要が PCIe 3.0 中心だからか、レーン数が1つで同等機能のカードが無かったのよね。
ということで、USB 拡張ボードを買う際は、PCI Express のレーン数にも気を付けましょう、という失敗談でした。(いや、別に失敗でもなくて、安全策の範囲では他に選択肢はなかった気もするが)
いちおう自作 PC 使いではあるものの、最近、あまり弄らないからか勘が鈍くなってきてるので、良くないなぁ。
しかしこんな理由でマザー交換したくなるとは。。。