「X」のアイコンを「Twitterの鳥」へ戻すChrome拡張機能が登場
イーロン・マスク氏の突然の宣言によりブランド名を「X」へ変更した「Twitter」ですが、さっそく「X」のアイコンを Twitter 時代の「鳥」へ戻す Chrome 拡張機能が登場しています。
拡張機能のインストール前。「X」の新ロゴマークが表示されていますが、
Chrome 拡張機能をインストールすると、なつかしの鳥に戻りました!
こちらの拡張機能、ツールバー上ではこのアイコンで表示されます。
ログイン画面のロゴマークまで変えてくれる手の込みようです。
chrome ウェブストア上で公開されている Ver 2.0.3 では X からのログアウトが正しく動作しないようでしたが(2023年7月25日時点)、その場合、一旦アンインストールすればログアウトできるようになります。
なお、作者によると、今回の拡張機能は悪意を背景として作成したものではない、とのこと。
※本拡張にはtwitterやX.com、イーロンを貶めたり敵対する意図はありません。本拡張の利用や紹介は自由ですが、RT・引用RTの際、twitterやX.com、イーロンに対する過度なdis発言や中傷はやめてください。そういうとこやぞ。みんなでたのしくツイッター※
https://ki2neko.hateblo.jp/entry/2023/07/24/191636
旧 Twitter のアイコンを懐かしむファン向けのお楽しみツールとして、有意義に味わうのが良さそうですね。
それとは別の話にはなりますが、今回の「Twitter」→「X」へのリブランドを巡っては、Bloomberg がその経済的損失の大きさを指摘しています。
世界各国での商標権取得が憂慮されるなど、問題山積の「X」ですが、なにぶん常識が通用しない男イーロン・マスク氏のやることですので、なかなか先が読めないのも確か。
今回のリブランドの先には、金融技術を統合したスーパーアプリ化が見据えられていると報じられていますが、集客した利用者が旧Twitter以外のサービスにどれだけお金を落とすかは未知数です。
また、ここ最近の大きな流れとして、広告収入だけでなく、「X」のサブスクリプションのような有料コンテンツ販売のウエイトが増加していることから、「X」は有料コンテンツ配信プラットフォームとしての競争力も問われる事となるでしょう。
「X」は足元、運営側としては SNS というより速報ツールを志向しつつも、世間からは SNS と強く認識されているギャップを抱えており、また、広告主からの信頼を取り戻す必要がある状況に置かれています。
X(旧 Twitter)の今後を注視していきたいところです。
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