ソニー、α7 SIII、α1をブリージング補正やC2PAに対応予定。2024年3月以降にアップデート
2023年11月8日
ソニーは2023年11月7日に開催したスペシャルイベントにおいて、デジタルミラーレス一眼カメラ「α7 SIII」および「α1」のソフトウェアアップデート予定を発表しました。
アップデートは2024年3月以降に配布予定。
イベントで明らかにされた両機のアップデート内容は、以下のとおり。
- 静止画・動画撮影のブリージング補正対応
- DCI 4K 24.00P 対応(α7 SIII のみ)
- Relay Playback 対応(α1 のみ)
- IPTC ワークフローの強化
- FTP ワークフローの強化
- C2PA フォーマット対応
(対応地域は追って決定予定)
アップデート内容はこれらに留まらないとのことで、追加の情報が待たれるところです。
α7 SIII については、兄弟機とも言える Cinema Line シリーズ「FX3」で既に実現されている機能の一部がついに実装される格好。特にブリージング補正対応は動画撮影時の表現力向上に一役買ってくれる待望の機能と言えそうです。
また、昨今の生成系 AI の広まりを背景にデジタルコンテンツの信憑性証明が注目を集める中、デジタル来歴の標準仕様である C2PA に対応予定としている点も注目ポイント。(ただし、対応する国・地域は追って決定されるとのこと。)
これらのアップデートについて、ソニーはコミュニティからの要望に応える形で実施する形となったと表明。
個人的にはまさかここまでアップデートされるとは思っていなかったので、嬉しいサプライズでした。
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