Googleストアのスマホ下取り方法・流れ・注意点は?実際に体験してみた話【Google Pixel】
Google ストアでは Google Pixel を購入時、iPhone や Pixel・Galaxy・Xperia といったスマホを下取りに出してお得に買えるキャンペーンを実施している事があります。
ということで今回は、Google ストアでのスマートフォンの下取りの手続き・方法・注意点について、体験談を交えてまとめておきます。
(※ 筆者は複数年に渡って4回ほど Google ストアの下取りを利用した経験があります。)
下取りキットは「本人限定受取(特例型)郵便物」で届く
Google ストアで Pixel を購入、同時に下取りも申し込んだところ、数日後、速達で「本人限定受取(特例型)郵便物等の到着のお知らせ」が届きました。
最初に届いたのは、この通知の紙だけ。
下取り返送用キットの受け取り方法は、以下の3つから選択できます。
- 保管郵便局での受け取り
- (自宅などへの)配達
- 別の郵便局窓口での受け取り
「2」、「3」は手続きが要るので面倒。今回は、保管郵便局の窓口へ受け取りに行くことにしました。
時間的に郵便窓口ではなく「ゆうゆう窓口」で下取りキットを受け取りました。(本人確認書類を提示の上)
中には「スマートフォンの下取り手順」の説明書きと、
返送用の送り状、封印用のシールが同梱されていました。
下取りに出すスマホは要初期化。Felicaの残高移行を忘れずに
下取りに出すスマホは初期化が必要。手順書はこんな感じ。
iPhone / Android それぞれのリセット方法が案内されています。
新機種へのデータ移行が終わったので、さっそく出荷時の状態にリセット(初期化)。SIM カードも忘れずに取り出しておきます。
忘れがちなのが「モバイル Suica」「Edy」などの「おサイフケータイ」「Felica」系電子マネー残高の機種変更手続き。確実に新機種へ移行しておきましょう。
Google ストアの下取りは4回目くらいですが、iPhone / iOS の方が説明書どおりの手順で初期化しやすかった記憶があります。Android は機種や OS のバージョンごとに微妙に初期化の手順が変わるんですよね。
下取り見積り額の有効期限は新デバイス受取りから30日
下取り見積り金額の有効期限は、新デバイスを受け取ってから30日です。(執筆時の情報)
Android の機種変更は電子マネーの再設定・残高移行など、確実に動作確認したいものも少なくなく、機種変更に約1ヶ月の猶予期間があるのは、かなり有り難く感じます。
※ 念のため、有効期限に関する最新情報は、公式サイトでもご確認ください。
発送はスマホ本体のみ。付属品は不要
下取りに出すスマートフォンの初期化が終わったら、次は発送手続きです。
返送用の箱を開けるとこんな感じ。
返送物の一覧もなく、どこに何を入れれば良いのか不明感がありますが、
答えは、ダンボール製の小袋部分にスマートフォンを入れると、
なんと、このダンボール箱自体が緩衝材になるので緩衝材不要。
こんな感じでスマホ本体だけを発送すれば OK。充電器、USBケーブルなどの付属品は発送不要です。
箱を元通りに畳み、
最後に、同梱の送り状を貼って、
封印用のシールを貼れば、
梱包完了です。
ポスト投函で発送できて便利
梱包が終われば、あとはポストに投函するだけで返送は完了です。
下取り金額は?
数営業日後、Google ストアからメールが送られてきて、見積もりどおりの下取り金額となりました。
今回は、クレジットカードで購入。クレジットカードへの返金、という形で入金されました。
フリマ出品より便利。故障・バッテリー劣化は?
フリマアプリは出品・梱包・発送の手間が面倒ですし、手数料・送料(出品時条件による)が掛かるのもネック。また、中古スマホの店頭買取は端末の状態によって価格が低くなりがちだったりもします。
明らかに故障していたり壊れている端末を Google ストアの下取りに出したことはありませんが、昔、バッテリーが 82% くらいまで劣化した外装が傷み気味の iPhone XS でも満額で買い取りとなったことがあるので、感覚的には下取りの見積もりが甘いような気はしなくはありません。
実際のところは不明ですが、ともかく、Google ストアの下取りは「電源をオンにできる」「画面・本体のひび割れがない」が条件とされて見積もりが提示されているので、これらの条件に合致する端末をお持ちの方は、Google ストアの下取りを便利&お得に利用してみると良いかもしれません。