SwitchBotプラグミニ本体の待機電力・消費電力はどのくらいか?【スマートプラグ】
スマホ・スマートスピーカーから家電の電源を ON/OFF できる SwitchBot プラグミニ。
節電にも便利な「スマートプラグ」ですが、それ自身の消費電力はいったいどのくらいなのでしょうか。
ON/OFF 時それぞれについて、実機で待機電力を計測した結果を共有しておきます。
「SwitchBotプラグミニ」の機能で消費電力を測る
SwitchBot プラグミニには消費電力の計測機能があるので、今回は SwitchBot プラグミニを数珠繫ぎにして、その消費電力を計測してみました。
計測環境はこんな感じ。
なぜ2台必要かというと、実は「SwitchBot プラグミニは自分自身の消費電力を計測できない」から。
「スマートプラグ消費電力計測」という部屋を作ってみました。「上流」がコンセントに近く、「下流」が遠い方。「下流」が 0W となっている事から、プラグミニ自身の消費電力は計測されていないことが分かります。
で、肝心の「SwitchBotプラグミニ」自身の消費電力はというと、ON 時が 0.9~1.0W 前後。
OFF 時が 0.6~0.7W 前後という結果に。
毎日24時間挿しっぱなしにした場合の1ヶ月の消費電力量は、1.0W なら 0.72kWh。0.7W なら 0.5kWh。1台あたりの1ヶ月の電気代は電力会社にもよりますが約13~25円とみて良さそう。
参考までに「Amazon純正スマートプラグ」の消費電力は、OFF 時 0.2W 前後、ON 時 0.8W 前後。Tapoだと OFF 時 0.4W 前後、ON 時 1.2W 前後(いずれも安定時)。
他機種と比べて「SwitchBot プラグミニ」は OFF 時の消費電力が高めですが、多機能な割には低消費電力設計と感じました。
※ 今回の「SwitchBot プラグミニ」の計測条件は以下のとおり。
- 機種は HomeKit 対応版
- コンセント電圧は実測 100.5~102.0V 前後
- 2.4GHz Wi-Fi 接続済み
- 「表示ランプ」設定ON
→ OFF でも計測結果に0.1W単位の差異は確認できず
2024年春に品質問題が取り沙汰された「SwitchBot プラグミニ」ですが、対策版はかなり安定。耐久性はもう少し使ってみないと判断しづらいところですが、現状、Wi-Fi ネットワークへの悪影響もなく、動作に不安は感じません。
消費電力の計測機能で節電意識を高められる製品ということで、ぜひ活用してみてください。
※ 消費電力はネットワーク・電源環境などの要因により変動する可能性があります