2025年2月12日
マウスのホイールで勝手にブラウザが縮小拡大する場合の対処方法【Windows】
Windowsでマウスホイールを回すと勝手にブラウザが縮小・拡大してしまう場合の対処方法を紹介しておきます。
この症状は様々な原因で発生しますが、最初に疑うべきはWindowsの「固定キー機能」が悪さをしているケースです。
「固定キー機能」には、CtrlやAlt、Shift、Windowsロゴキーを2回続けて押すとそのキーをロックする機能があります。これによりCtrlキーが押しっぱなしになる → マウスのホイールでブラウザが縮小拡大するようになってしまう、というわけです。
「固定キー機能」を無効化する方法
「固定キー機能」を無効化するには、Windowsの「設定」→「アクセシビリティ」→「キーボード」→「固定キー機能」から、以下2つの設定を変更します。
- 「固定キー機能用のキーボードショートカット」
→ オフ - 「Ctrl、Alt、Shift、Windowsロゴキーを2回続けて押すとそのショートカットキーをロックします」
→ オフ
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他の症状と根本原因について
今回のケースでは、他にも以下のような症状が出る場合があります。
- キーボードからの文字入力ができない
- ESCキーでWindowsのスタートメニューが勝手に開く
「固定キー機能」を発動した記憶がないのに勝手に発動してしまう根本原因ですが、どうやらワイヤレスキーボードやチャタリングが発生しているキーボードなどで稀にキーコードが複数回送信されるケースがあり、そのせいで「固定キー機能」が誤発動しているのではないか、と推測しています。
これはつまりキーボードだけに限らず、場合によってはキーボード入力マクロ機能付きのマウスでも症状が出るケースがあるかもしれません。