Nexus 7が売切れ続出。ボッタクリ価格での販売も
Google が発売した、Android 4.1 搭載7インチタブレット「Nexus 7」の売れ行きが好調で、ちょっとしたパニックになっているようです。
少なくとも北米・英国の実店舗、オンラインストアともに売り切れ続出。また、Google 公式ストア「Google Play」でも16GB版は「売切れ」表示になっているとの事。
※2012/7/24 GooglePlay での「売切れ」表示はソースの通り16GBのみなので、その旨を追記
現在の納期を8月中旬から9月下旬、と案内する通販サイトも多く、オークションサイト ebay でも定価の3~4割増しで取引されるなど、争奪戦の様相を呈しています。
ソース:16GB Nexus 7 Sold out from Google Play | TechnoBuffalo
日本では正式販売されていない Nexus 7 ですが、個人輸入組などの評判は概ね良く、日本での販売が待たれる所です。
なお、Google の正規価格は8GB版が199ドル。16GB版が248ドルとなっています。
Jelly BeanはAndroidタブレット反撃の狼煙となるか
個人的にはタブレットを買うなら iPad 一択かなぁ。と思っていたわけですが、Jelly Bean(Android 4.1)の超絶ヌルサクぶりを体験していると、これなら Android タブレットでもいいかなぁ。と思わざるを得ない感はあります。
Nexus 7 の製品自体は箱が開けにくい。とか、一部不具合品での光漏れやらなんやらが騒がれてはいますので、個人輸入をされる方は、気をつけた方がいいかもしれません。
ただ、正常動作品を手にした人の感想はかなり良いようで、お手頃な価格と合わせて概ね歓迎されているようです。
10インチクラスの大画面タブレットを好む方もいるようですが、個人的にはあのサイズのタブレットは重くて手が疲れるのと、今日は持って歩くぞ!という気合がいることもあってあまり好みではなかったりします。
8GB版は Kindle をライバル視してか同価格の199ドルに設定されており、Nexus 7 の出来の良さなどもあって Kindle の売上減が憂慮されている。なんて話もありますので、実は iOS タブレットよりも、別のモノのシェアを奪う。とか、タブレット未経験者の新規需要を取り込む製品となるのかもしれません。
いずれにせよ Android 4.1 の出来の良さは、Android タブレットの普及を猛烈に後押しし、1年後の業界地図を書き換える可能性を秘めたものである。と、私は思います。
販売サイトの一例(現在は品切れ中):Nexus7 | B&H Photo Video