新キーボード「Godan」登場。Android版Google日本語入力が大型アップデート
Android向け定番日本語入力アプリ「Google日本語入力」がアップデートされました!
今回のアップデートでは新キーボード「Godan」が追加されたほか、フリック感度の設定が可能になるなど、かゆい所に手が届く内容となっています。
ダウンロードは以下から。
Android 版 Google 日本語入力 公式ヘルプは以下。
アップデート内容まとめ
今回のアップデート内容のうち、私が重要と思うのは以下。
- 新キーボード「Godan」の追加(従来型キーボードと選択)
- フリック入力感度の調節が可能に
- ポップアップ表示の抑止が可能に
- 濁音・半濁音・小文字化を省略しても変換可能に
(ケータイ配列・Godanキーボード時のみ)
例: "くーくるにほんこにゆうりよく" → "グーグル日本語入力" - 動作の高速化
- Bluetoothキーボードなどのハードウェアキーボード有効時、ソフトキーボードが隠されるように
実は 2, 3, 6 は、すでに ATOK ではおなじみの設定なんですが、Google 日本語入力でもついに使えるようになりました。
この他にも安定性向上やメモリ使用量削減、辞書更新などの改善がなされたようです。
フリック依存が少なそうなGodanキーボード
今回、導入された Godan キーボードの特徴は以下の2点。
- キーボードが、左側「母音」と、右側「子音・記号など」に分割されている
- 下フリックで数字入力できる
このうち、右側「子音・記号など」(青色)は、フリックに「濁音・半濁音の子音」が割り当てられています。
今回のアップデート内容の「濁音・半濁音・小文字化を省略しても変換候補が表示される」ってのは、Godan キーボード向けのような気がしてまして、これとの組み合わせでフリック回数をかなり減らせそうです。
とは言っても、実際には「!」「?」「ー」とかの記号も使うので、フリック不要とまではいかない気もしますが。
あと、個人的には、空いてるところに括弧記号を入れて欲しかった。というのはあります。
追加された設定はここ
- キー押下時ポップアップ
- Godanキーボード
- フリック感度
所感
初版から着実な進歩を遂げている「Google日本語入力」。
今回のアップデートも、Google さんが Android の日本語入力環境向上に努めている事が感じられる内容で、個人的には好感が持てます。
Android は iPhone と違って多様なデバイスが存在し、アプリ開発者にはなかなか厄介なはずなんですが、ATOK といい Google 日本語入力といい「分かってる感」の高い日本語入力アプリに恵まれている事は、日本人ユーザにとって幸いと言えると思います。