VMwareで「ロングモードには対応していません」エラーが出たので対処
年始にメイン環境を新マシンに移行したんですが、VMware の仮想マシンを起動しようとしたらこんなエラーが。
バイナリ変換は、このプラットフォームでのロングモードには対応していません。ロングモードを無効にしています。ロングモードのサポートがないと、仮想マシンは64ビットコードを実行できません。詳細については、http://vmware.com/info?id=152 を参照してください。
「OK」を押すと、またもエラー。
この仮想マシンは、64ビットゲストOS向けに構成されています。
このホストは Intel VT-x に対応していますが、Intel VT-xは無効になっています。
エラー画面はこんな感じ。
エラーメッセージ中の「信頼される実行」を無効にしてください。とはなんじゃらほい。と思いつつ、とりあえず、マザーボード(P8H77-V)の取説を確認すると、「Intel Virtualication Technology」の初期値が「Disabled」になっていた…orz
UEFI BIOSからVT-xをONにすればOK
対策は簡単で、PCを起動する際の POST 画面で Delete キーを連打してUEFI BIOS 画面を開き、Advanced Mode → Advanced → CPU Configuration を見てみると…あったあった。
「Intel Virtualization Technology」を「Enabled」に変更して解決。
以上です。
ちなみに、Intel Virtualization Technology 対応の CPU リストは以下の通り。
第1,第2,第3世代の Intel Core i3 / i5 / i7 プロセッサなら VT-x や EPT には対応しているとの事なので、今回のエラーが出たとしても、ほとんどの場合はマザーボードのBIOS設定でなんとかなりそうです。