Poptopによる VPN メンテナンス経路の確保
第1回 PPTPによるVPNについて
Linux-eden
>> 第1回 PPTPによるVPNについて
はじめに
インターネットは、もともとバケツリレーのような通信方式を基本としているため、盗聴・改ざん・なりすまし、などの潜在的リスクを持った状態で運用されています。
これらのリスクが許容できない用途においてもインターネットのメリットを享受するためにVPNという手段が考えられました。
VPNは、ネットワーク上に暗号化通信経路を確保して、そこを仮想的な経路として使用するため技術です。
今では、IPSEC、L2TP、PPTP、CIPE など、さまざまな VPN 実装が選択でき、使用目的や運用形態により、それぞれを使い分けます。
ここでは、Net-to-Roadwarriorの VPN接続に向いた PPTP 実装として、Linux マシンに Poptop を導入し、Windows2000 Professional (Service Pack 2 以上)からの接続までを追ってみたいと思います。
このドキュメントについて
まず最初に、このソフトを開発している
www.poptop.org
にお礼を申し上げたいと思います。
また、Kernel 2.4 上でのPPTP対応について書かれた Robert Spotswood さんにもお礼を申し上げたいと思います。
→
2.4 Kernel Howto
(SourceForge 内 Poptop サイト )
次のページからは Poptop のインストール準備にかかりたいと思います。
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